女性学研究所は女性史研究に先駆的業績を残された故青山なを氏の御遺贈による基金にもとづき1986年に「女性史青山なを賞」を創設し、第1回(1986年度)から継続して、女性史研究のすぐれた業績にたいして同賞を贈呈してきました。学内外の選考委員による厳正な審査によって受賞作を決定しています。

本年度は以下の作品が受賞対象となりました。

第38回「女性史青山なを賞」(2023年度)
受賞作 水戸部由枝著『近代ドイツ史にみるセクシャリティと政治ー性道徳をめぐる葛藤と挑戦』(昭和堂 2022年12月)

第38回「女性史青山なを賞」(2023年度)贈呈式
  中 央  水戸部 由枝 先生(受賞者 明治大学経済学部 教授)
 中央右 森本 あんり(東京女子大学 学長)
 中央左 上野 佳代子(女性学研究所 所長)

2023年 第38回「女性史青山なを賞」公開講演会
 ご講演 水戸部 由枝 先生(明治大学経済学部 教授)
 受賞作『近代ドイツ史にみるセクシャリティと政治ー性道徳をめぐる葛藤と挑戦』