「金ちゃんの紙芝居が描く米軍基地の街・朝霞 −少年から見た『ハニーさん』たち」開催のご紹介(於上智大学)

 2024年度第39回「女性史 青山なを賞」受賞作 平井和子著『占領下の女性たち −日本と満洲の性暴力・性売買・「親密な交際」』(2023年、岩波書店)の第5章で登場した、「朝霞の『金ちゃん』」の紙芝居が上演されると、平井先生からお知らせをいただきました。
 この紙芝居の大切さにつきましては、平井先生ご自身からお言葉ちょうだいしておりますので、以下に掲載いたします。

 拙著の第5章で紹介した、朝霞の「金ちゃん」こと田中利夫さんの紙芝居上演会を、ジェンダー史学会後援で6月7日、上智大学にて行うことにしました。
 今年84歳になられる「金ちゃん」、「今回が最後になるやも・・・」とおしゃって、毎日、新たな絵を描かれています。
「パンパン」と呼ばれた女性たちのことを直に語れる稀有な方ですので、ぜひ、この機会に多くの方に視聴していただきたく、お知らせさせていただきます。

 まことに恐縮ですが、本上演会につきましては主催が異なりますので、ご参加のお申し込み・お問い合わせ等は、添付のポスターよりお願い申し上げます。